知らない誰かに、本を贈る

こんにちは、カウンセラーめぐです。


「自分が選んだ本を、大変な境遇にいる子どもたちへクリスマスに届ける」という活動があるのですが、ご存じですか?


参加書店で本を購入してレジで預けるだけなので、気軽にできるんです。
(それを主催団体が希望する家庭に配るというシステム)


私は本が好きなので、選ぶのがとても楽しいです。


保育園くらいだったら、子どもはもちろん、一緒に読む大人も、楽しかったり優しい気持ちになれる絵本がいいな。


小学生だったら、図鑑とか。
大きめで重いから、図書館で借りてくるの大変だし、家にあったら嬉しいよね。
自分で読めるようになるから、物語もいいな。


中高生だったら、ほんとは漫画とか小説を贈りたいけど、続き物が多いしな。
エッセイがいいかなぁ。
単純に笑って読めるのでもいいし、暗くてもどこかたくましくて希望があるものもいい。



自分が読んだことがある本だけじゃなくて、リサーチしたりとかもします。
(私が小学生の頃読んだ本が手に入りにくかったり、時代が違いすぎる場合もある・・・)


そんな感じで、本を受け取ってくれる子のことを想像して、いろいろと考えるのが楽しいのです。


きっと、全国のたくさんの人が、それぞれに選んだ本が集まるのでしょう。
そのことがもう、すごいことですよね。


サンタさんからのプレゼントを楽しみにしている子が、ちょっとでも喜んでくれるといいなぁ。
もちろん、本に興味がない子もいるだろうし、好みの本が届くとは限らないだろうけど。



この、本を贈るというのは、まんま『与える』ことだよなぁと思います。


相手が喜ぶ、喜びそうなことをする。
そのこと自体が楽しいし、嬉しい。
もし受け取った相手が喜んでくれなくても、「そっか~」と思える。



自分が負担になる金額まで出したり、喜んでくれなくてがっかりするのは『犠牲』。


また、「本を贈ったんだからお礼くらい言いなさいよ」などは『取引』。
(今回はその機会はそもそもないけど)


私は『犠牲』をやりがちなので、気をつけたいところです。


「あの本もこの本も!あ、ちょっとこの金額は・・・でも・・・」となったら、「今の自分の許容量はここまで!残念だがな!!」と潔く冊数を減らそうと思います(笑)


個人的には、大変な境遇の子だけでなく、どの子にも希望すれば本が届くようになれば素敵だなぁと思っています。


思いがけない本との出会いがあるって、楽しいじゃないですか。


あなたにも、素敵な本との出会いがありますように!





カウンセラーめぐ

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